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プレス機・箔・ラバー・全面転写紙のよくある質問温度・圧力・敷くものの順番・ぷくぷく・箔まで
全面プリント転写紙|印刷・貼り方
C835dnw・C844dnwで、全面転写紙(WHS-CL・WHS-SOFT)にきれいに印刷できません
全面転写紙は、トナーをCMYKの並びにして、RIPソフトを使わず、Illustratorなどから直接印刷します。印刷モードは基本「ユーザータイプ1」です。
- 手差しトレイ(マルチパーパストレイ)から1枚ずつ給紙し、背面から排紙します。連続印刷はしないでください。
- トナーが定着しないときは、トナーセーブを「少ない」にします(色は少し薄くなります)。それでも定着しないときは「ユーザータイプ2」も試してください。
- プリンター内部が冷えていると定着しにくいので、印刷の前に普通紙へ「.」などの小さなデータを数枚印刷して、プリンターを温めてください。
- 一度印刷不良が出たら、コシのある普通紙に小さなデータを何回か印刷して、プリンター内部の汚れを取ってから印刷し直してください。
上の方法でも定着しない場合は、転写シートCBを併用します。C835・C844では、WHS-CLより印刷不良が出にくいWHS-SOFTをおすすめしています。なお、WTRIP811(C811)でWHSを印刷する場合は、用紙厚「ごく厚い紙3」で印刷します。
全面転写紙(WHS)でプリントした上に、別の転写マークを重ねて貼れますか?
おすすめしていません。貼ること自体はできますが、次のような問題が出ます。
- 重ねた部分は糊の付きが弱くなり、洗濯で剥がれやすくなります。
- 転写紙の被膜が全部付くため、重ねた部分が汚れたように見えます。
- 全面転写紙どうしを重ねた場合も、段差ができ、下の色が透けて、境目が分かります。
文字とイラストを組み合わせたいときは、1枚のデータにまとめて印刷してください。
全面転写紙(EA-CR・EA-WHS・WHS-CL・WHS-SOFT)にうまく印刷できません。基本の印刷のしかたは?
全面転写紙はプリンターとの相性があり、手差しトレイから1枚ずつ給紙し、用紙厚(用紙の種類)を合わせることが基本です。設定が合っていないと、トナーが定着しなかったり、ゴースト(残像)が出たりします。
- 給紙:段差のある辺から手差しトレイに入れ、背面から排紙します(用紙を曲げないため)。連続印刷はしないでください。
- 用紙厚の目安:EA-CRは普通紙より少し厚い紙のモード、EA-WHS・WHS-CLは厚紙の中でもかなり厚めのモードから試します。気温や湿度で合う設定が変わるので、季節に合わせて調整してください。
- C835/C844(WTRIP835など):「ユーザータイプ1」が基本です(詳しくはC835/C844で全面転写紙にきれいに印刷できない)。WTRIP811(C811)では「ごく厚い紙3」で印刷します。
- トナーの種類で選ぶ:WHS-CL・WHS-SOFTは粉砕トナー用、EA-CR・EA-WHSは粉砕・重合トナーの両方に使えます。EA-WHSはC835/C844では印刷できません。
インクジェットプリンター、手差しが無く用紙がまっすぐ通らない機種、A4サイズのみの機種、厚紙対応が200g/㎡以下の機種では使えません。当社の白トナープリンタ以外でお使いの場合は、まずA4お試し10枚でテストしてください。どうしても定着しないときは、転写シートCBを併用します。
転写紙の印刷が日によって失敗します(季節・部屋の環境・連続印刷)
レーザープリンターでの転写紙の印刷は、温度・湿度にとても敏感です。目安は室温25℃程度・湿度50%程度で、前の日と同じ設定でも結果が変わることがあります。
- 電源を入れてすぐ印刷しない:電源を入れて30分以上たってから印刷するか、白紙を数枚印刷して内部を温めてください。オートパワーオフは無効にしておきます。
- 寒い時期:結露で失敗が増えます。作業の2時間ほど前から室温を23〜25℃にし、湿度は低めに。プリンターや紙を触ってひんやりしない状態で印刷します。
- 梅雨など湿気の多い時期:印刷直前のシートにドライヤーをかけるか、シリコン紙をのせて120℃程度で5〜10秒プレスして湿気を飛ばします。
- 連続印刷しない:続けて給紙すると設定が乱れ、汚れや印刷不良、ドラムの傷みの原因になります。部数を10枚にして、1枚印刷されたら次の1枚を手差しに入れる方法なら問題ありません。
- 一度失敗したら掃除してから:内部にトナーが残ったまま印刷すると次の用紙も汚れます。コシのある普通紙に「.」などの小さなデータを、汚れが付かなくなるまで(通常3〜4回)印刷してから転写紙に戻ってください。
余白に残像が出る・こするとトナーが剥がれるときは、用紙厚の設定で直ることが多いです(ゴースト・定着不良の直し方)。
全面転写紙(WHS)を台紙から剥がすと、トナーが割れてポロポロ落ちます
多くは印刷のときのトナーの定着不良です。印刷設定と給紙のしかたを見直してください。気温が低いとトナーが硬くなり、割れやすくなることもあります。
- 印刷設定を確認します。C835/C844は「ユーザータイプ1」・トナーセーブ「少ない」、WTRIP811(C811)は「ごく厚い紙3」、ほかのプリンターは厚紙のモードです。
- 段差のある辺から、手差しで給紙します。
- 台紙から剥がす前に、リケイ紙をのせてプレス機で3秒ほど熱を加えると、トナーが安定します。
- 印刷の前に、シリコン紙をのせて120℃で5〜10秒プレスしておくと、トナーの定着が良くなります。
- WHS-SOFTは印刷直後に剥がすとシートが伸び、トナーが割れることがあります。3時間以上置いてから、押さえながら少しずつ剥がしてください。
それでも濃い色が定着しないデザインは、転写シートCBを併用してください。
WHS-SOFTの裏紙をめくると、シートがくるくる丸まってしまいます
印刷直後のWHS-SOFTは伸びやすく、すぐに裏紙をめくると丸まります。印刷後3時間以上置いてからめくると、丸まりを抑えられます。
- 先に白い余白を切り落とし、段差のある辺を約1cm切り落としてから裏紙をめくります。段差の部分は糊が無く、生地に付きません。
- 印刷面を下にして置き、シートを手で押さえながら、押さえる位置を少しずつずらしてゆっくりめくります。一か所を強く引っ張ると、伸びたり変形したりします。
- 生地に置くときは、内側に丸まっていないか、シワや浮きが無いかを確かめてください。
- 貼り方:シリコン紙を重ねて約120℃・中圧で5秒の仮プレス、冷めたら外し、Tシャツを180度回してフォースインペーパーを重ね、約120℃・中圧で20秒の本プレス。完全に冷めてから外します。
小さく切るほど丸まりやすくなります。小さい画像や、数時間待てない場合は、抜ける転写紙タイプWで作る方が向いています。
転写シートCBはどう使いますか?絵柄が一部うまく写らないときは?
転写シートCBは、全面転写紙に直接印刷するとトナーが定着しない・ゴーストが出るときに使う補助シートです。CBに印刷し、ラミネーターで絵柄を転写紙に写します。CB単品では生地に転写できません。
- CBのツルツルした面に印刷します。WHS-CL・WHS-SOFTに写すときは左右反転、EA-CRに写すときは正像で印刷します。
- CBの印刷面と、転写紙の表面を重ねます。
- 2枚をキャリアシートなどに挟み、ラミネーター(いちばん高い温度)に通します。間に空気が入らないようにします。
- 冷めるまで待ってからCBを剥がすと、絵柄が転写紙に写っています。
- あとは転写紙のいつもの手順どおり、余白と段差を切り落として生地にプレスします。
ラミネーターに通しても一部が写らないときは、2枚をヒートバリアマットに挟み、プレス機で温度を少し上げ、時間を長めにしてプレスしてみてください。
写真をTシャツにプリントしたい。レーザープリンター・白トナーでは、どの転写紙を使いますか?
写真は、ハサミやカッターで切れる形かどうかで使う転写紙を選びます。
- 四角い写真(切れる形):全面転写紙を使います。C835/C844(WTRIP835など)はWHS-SOFT、そのほかの粉砕トナーのプリンターはWHS-CL、重合トナーのプリンターは黒・濃色生地にEA-WHS、白・淡色生地にEA-CRです。印刷して余白を切り、裏紙を剥がしてプレスするだけで、糊付けの工程がありません。
- 写真+文字:写真は全面転写紙、文字は抜ける転写紙タイプWで作り、組み合わせてプレスします。全面転写紙だけで作ると、文字のまわりの余白も白く残ってしまいます。
- 星形など切りにくい形:白トナーとタイプWで作ります。写真の白い部分には白トナーが乗らないことがあるので、本番の前に色紙へ印刷して確かめ、白が出ていない所にはY1%などの色を付けてください。
全面転写紙は、トナーをCMYKの並びにして、RIPソフトを使わずIllustratorなどから印刷します。WHS-CL・WHS-SOFT・EA-WHSは正像、EA-CRは左右反転で印刷します。
全面転写紙(WHS-CL・WHS-SOFT)の仕上がり例を見たい・試してみたい
仕上がり例は、WHS-CL・WHS-SOFTの商品ページの「プリントサンプル」と、プリントアカデミーの記事(綿Tシャツに写真、ポリエステルにイラスト、黒Tシャツにイラストなど)でご覧いただけます。
- お使いのプリンターで試すときは、A4お試し10枚(リケイ紙付き)からお買い求めいただけます。プリンターとの相性があるので、本番の前に必ずテストしてください。
- 無料サンプルは、白トナー+抜ける転写紙タイプWのプリントです。お手持ちのデザインでのテストプリントも申し込めます。
- 実機での印刷や仕上がりは、東京・大阪・福井のデモ・見学でもご確認いただけます。
写真や大きな四角いデザインはWHS、細かい柄や文字は抜ける転写紙タイプWが向いています。
プレス機|使う前に・設定
プレス台には何をどの順番で重ねますか?最初から付いていた白いシートは敷いたままでいいですか?
当社では、抜ける転写紙の糊付けのとき、下から次の順に重ねています。
- プレス機の作業台(下ゴテ)
- ラバークッション(オレンジ色のクッション)
- テフロンシート(白いシート)
- 転写紙
- シリコン紙(リケイ紙)1枚
白いシートはテフロンシートです。糊やホコリが付いてもすぐ取れる、汚れ防止のシートです。糊付けのときは敷いてください。Tシャツにプレスするときは、敷いても敷かなくてもかまいませんが、敷いておくと、はみ出た糊でクッションやマットが汚れにくくなります。シリコン紙を何枚も重ねると、ずれやねじれの原因になることがあります。
- ラバースポンジマットは、圧力を強めたい場所に使うもので、必ず敷くものではありません。
- あたり軽減シートを使うときは、シリコン紙の上に重ねます。
- ヒートバリアマットは、用紙全体を覆う大きさのものを使ってください(A3の用紙にはA3サイズ)。
プレス機の圧力はどう調整しますか?強さの目安は?
圧力は、下ゴテの下にあるハンドルで調整します。付属の六角レンチで六角穴付きボルトを緩め、ハンドルを時計回りに回すと下ゴテが上がって圧力が強くなり、反時計回りで弱くなります。調整したら、ボルトを締めて固定してください。
- 触る前に、上ゴテと下ゴテの間の距離を定規で測って記録しておくと、元の圧力に戻せます。プレス機には個体差があるので、「何cm」という決まった値はありません。
- 確かめ方:プレス機の四隅にコピー用紙を挟んでプレスし、引っ張って抜ける紙がないか見てください。抜けた場所は、圧力がかかっていません。
- 抜ける転写紙の糊付け(抜き作業)は、ラミネーターを使えば、利き手の片手で押さえる程度の圧力で十分です。
- ウェアにプレスするときは、抜き作業より弱くしてください。特にスウェットなど厚手の生地を同じ圧力でプレスすると、強すぎます。
圧力をかけすぎると、マークのひび割れの原因になるほか、軸と台座の溶接部分が割れて軸が傾くことがあります。軸が傾くと直せず、本体の買い替えが必要になります。以前は「できる限り強い圧力で」とご案内していましたが、今は強い圧力で作業している方には、少し弱めにしていただくようお願いしています。使わないときは、熱板を上げて、圧力がかかっていない状態にしてください。
上ゴテの温度について(表示温度になったのに、うまくいきません)
上ゴテには熱線が入っていて、熱線のない部分は多少温度が低くなります。当社のスウィング式プレス機は、熱板内で設定温度の±5度に調整して出荷しています。それでも表示温度になった直後は、下ゴテやラバークッションがまだ冷えていることがあり、最初の数枚が失敗する原因になります。
- 作業の前に空プレス(事前プレス)をして、下ゴテとクッションを温めてください。冬は、部屋を暖めたうえで、130℃・30秒〜1分ほど事前プレスすると安定します。
- 夏は、下のマットやプレス機全体も熱くなり、熱が多すぎる状態になりやすいです。余白に糊が付くのは、熱が多すぎるサインです。
- うまくいかないときも、温度は上げず、時間で調整してください。温度を上げると糊が柔らかくなりすぎて、しわ・ひび割れ・余白への糊付きの原因になります。
ヒートバリアマットを使うときは、断熱されるぶん、温度を約5℃高く、時間を5〜10秒長くします。
白トナープリントのプレス温度と時間(現行のタイプWの条件)
温度と時間は、お手元の転写紙に入っている説明書が正です。2023年6月以降のタイプWの条件は次のとおりです。古い動画や以前の案内(125℃など)のままだと、失敗率が上がります。
- ラミネーター:必須です。通してから5分以内にプレスへ移ってください。
- 糊付け:135℃。A4は表裏20〜30秒、A3は表裏30〜40秒。1回目はMP93シートを上、2回目はプラスターシートを上にして、終わったらすぐに剥がします。
- 生地への転写(綿Tシャツ):135℃・20〜30秒。10分以上置き、完全に冷めてから裏紙を剥がします。
- 仕上げプレス:リケイ紙をのせて135℃・15〜20秒。
- ポリエステル生地は125℃・15秒、厚手の生地は135℃・40秒が目安です。
ベタが多いデザインでうまく抜けないときは、説明書のとおり、温度を5℃ほど高め、時間を10秒ほど長くしてください。それ以外のときは、温度は変えずに時間で調整します。ナイロンなど説明書にない生地の条件や、他社プレス機での対処法は、下の記事で解説しています。
詳しく白トナーのプレス温度と時間|綿・ポリ・ナイロン別の条件タイプWの作業の変更点|糊付け135℃・冷まし10分以上にラミネーターを使う意味とお手入れ
プレス機とプリンタを同時に使うと、ブレーカーが落ちます。コンセントやアースはどうすればいいですか?
プレス機とプリンタは、それぞれ別のコンセントに直接差してください。できれば別の回路から電源を取ってください。
- プレス機 JL-PL003BⅡ は、100V・1400W です。家庭用のコンセントで使えますが、消費電力が大きいので、ほかの機器と同じ回路だとブレーカーが落ちることがあります。
- レーザープリンタは、起動するときと印刷しているときに電力を多く使います。プレス機が温まっている途中や、ラミネーターを使っているときに印刷を始めると、落ちやすくなります。
- エアコンなど、同じ回路のほかの機器の電力も合わせて、ブレーカーの容量と相談してください。
- コンセントにアースの差し込み口がない場合は、そのまま使って大丈夫です。
他社や通販で買ったプレス機でも、抜ける転写紙は使えますか?
使えることもありますが、プレス機との相性があります。抜ける転写紙の糊付けには、安定した強い圧力と、平らで温度ムラの少ない熱板が必要だからです。
- ラミネーターに通してからプレスしてください。
- 圧力不足にはラバースポンジマット、熱板の凸凹や温度ムラにはヒートバリアマットを使うと改善することが多いです(ヒートバリアマットを使うときは、温度を約5℃高く、時間を5〜10秒長くします)。
- 剥がし方(プレス台の上で、熱いうちに、横にずらすように)も見直してください。
安価なプレス機には、設定温度から大きくずれる個体や、アルミ部品が多く、強い圧力をかけ続けると変形しやすいものがあります。他社プレス機での失敗は補償の対象外となるため、まずは5枚のお試しセットで相性を確かめてください。仕事で使う場合は、スウィング式の JL-PL003BⅡ・JL-PL003CⅡ をおすすめしています。
詳しくAmazonの格安プレス機と業務用プレス機は、何が違うのか白トナーのプレス温度と時間(他社プレス機での対処法)熱プレス機の選び方
糊付けで用紙を剥がすとき、プレス台が熱くて指がつらいです
用紙はプレス台に乗せたまま、つまむ角だけを台の端から少し外に出してください。台の外に出た部分をつまめば、熱さをかなり抑えて作業できます。
- 重ねる前に、糊シート(プラスターシート)の隅を三角に折っておきます。ここがつまみしろになります。
- 上ゴテを上げたら、三角に折った部分だけを台の端から少しずらし、両手の親指と人差し指でつまみます。一度つまんだら、最後まで持ち替えないでください。
- 熱いからといって、用紙を台から下ろしたり、宙に浮かせたりしないでください。用紙が急に冷めて、糊がうまく付かなくなります。マットに沿わせて、地を這うように剥がします。
- 慌てる必要はありません。上ゴテを上げてから剥がし始めて、20秒ほどかかっても間に合います。
糊付けの枚数が多く、手作業の負担を減らしたいときは、糊付けを自動で行うペイスター(専用シート Type-P)もご検討ください。
詳しくタイプWの剥がし方(糊のつけ方)完全ガイド抜ける転写紙の4辺の切り方・冷まし方・剥がし方とよくある失敗自動糊付けマシン ペイスター
アイロンで貼るとき、普通のアイロン台を使ってもいいですか?
おすすめしません。アイロン台のように柔らかい台では、圧力が沈み込んで転写紙に伝わらず、付きが悪くなります。
- 机など硬くて平らな台の上に、ラバースポンジマット(厚さ約3mm)を下敷きとして敷くと、ちょうどよい硬さになります。
- ラバークッション(厚さ約8mm)も、台に敷けばアイロンの下敷きに使えます。
- Tシャツの縫い目やボタンなどの段差は、ウェアの中にマットを入れて、プリント面を一番高くしてください。
- アイロンは、底が平らでスチーム穴のないドライアイロンが向いています。コテ面が湾曲しているものは不向きです。
Tシャツはプレス機にどう置きますか?後ろの生地はどこに逃がせばいいですか?
Tシャツは下ゴテにかぶせて、前身頃1枚だけを上下のコテではさむのが基本です。置くだけより、圧力と熱がプリント面に集中し、転写が一番きれいに決まります。
- かぶせると、後ろの生地は下ゴテの下側に回ります。後ろの生地をはさまないので、糊が裏に抜けて前後の生地がくっつくことや、後ろのシワで圧力が乱れることを防げます。
- 下ゴテに布カバーをかぶせておくと、生地が下ゴテやラバークッションに引っかかりにくく、セットが楽になります。
- 子ども服など小さくてかぶせられない服は、置いたまま、ウェアの中にラバースポンジマットを入れてプレスします。
- 置いてプレスしたときは、後ろの生地のシワを伸ばしてからプレスし、終わったらすぐに前後の生地を離してください。
下ゴテにかぶせにくい服をまとめてプリントするときは、服の中に段差マットを入れて、そのまま台に置く方法もあります。
プレス機|うまく付かない・跡が付く
いつも同じ場所(真ん中や端)だけ、糊が付かない・生地に転写できません
一部だけ失敗が続くときは、ほとんどの場合、熱か圧力がプレス面に均一にかかっていないのが原因です。次の順に確かめてください。
- 上ゴテ・下ゴテやラバークッションに、へこみ・傷・汚れ(糊の残り)がないか見てください。
- 圧力が足りない場所があるときは、その場所のラバークッションの下に、丸く切ったコピー用紙を2〜3枚はさむと改善します。
- ラバークッションがへたっていることもあります。上下や表裏を入れ替えて、変化があるか試してください。
- 作業の前に空プレスをして、下ゴテとクッションを十分に温めてください。特に冬は、クッションが冷えていて失敗することがあります。
- 生地に転写するときは、プレス面の端や縫い目の上を避けて内側に置き、ウェアの中にラバースポンジマットを入れて、プリントする面を一番高くしてください。
なお、当社プレス機の上ゴテの真ん中にある小さな丸い凹みは、磨き加工によるもので、作業にはほとんど影響しません。それでも改善しないときは、データと失敗した状態の写真を送っていただければ、当社で確かめます。
生地に転写したあと、裏紙は何分冷ましてから剥がしますか?扇風機や冷蔵庫で冷やしてもいいですか?
抜ける転写紙タイプWは、10分以上置き、完全に冷めてから裏紙を剥がしてください。2023年の仕様変更で、以前の「5分以上」から変わっています。5分ほどで剥がすと、糊がまだ柔らかく、定着不良になるおそれがあります。
- 冷ますときは、転写紙の面を下にして机などに置くと冷めやすくなります。
- 扇風機の風を当てると、冷めるのを早められます。
- 冷蔵庫に入れると、中で水滴が付くおそれがあるので、おすすめしません。
冷ます工夫をした場合も、剥がすときに引っかかりや重さを感じたら、いったん止めて、さらに冷ましてください。冷まし時間を短くした場合の仕上がりは、当社では保証できません。そのほかの転写紙は、それぞれの説明書の時間に合わせてください。
仕上げプレスは必ず必要ですか?転写から時間がたってからでもした方がいいですか?
Tシャツなど洗濯する衣類には、必ず仕上げプレスをしてください。仕上げプレスは、プリントを生地にしっかり食い込ませて、洗濯への強さを上げるための工程です。
- 転写から時間がたっていても、裏紙を剥がしたら、リケイ紙などをのせて仕上げプレスをしてください。
- 温度と時間は、お使いの転写紙の説明書の条件に合わせてください。数℃・数秒の違いで、効果はあまり変わりません。
- 洗濯しない小物(ポーチ、ノート、木製品など)で、裏紙を剥がしたときに浮きがなく、しっかり貼れていれば、省いても問題ない場合があります。
箔プリント(メタリックホイル)をするときは、ホイルを重ねてプレスしたあとに仕上げプレスをします。
プレス台やリケイ紙に残った糊が、次の服に付いてしまいます
次のことで、ほとんど防げます。
- シリコン紙(リケイ紙)は「マークを作る用」と「生地に転写する用」に分けて使ってください。
- マークを作ったら、糊が残っている4辺を必ず切り落としてください。切らずにプレスすると、はみ出した糊がプレス台や紙に残り、次の服に付く原因になります。
- 生地に転写する前に、上ゴテを乾いた布でよく拭き、下ゴテやテフロンシートに糊が付いていないか確かめてください。
- 不要な無地の黒いTシャツがあれば、本番の前に空プレスすると、見落とした糊を見つけられます。
- しわや汚れが出たシリコン紙は、新しいものに替えてください。仕上げプレスで、紙やプレス機の汚れが写ることがあります。
ラバークッションの上にテフロンシートを敷いておくと、はみ出た糊がクッションに染みず、汚れも落としやすくなります。
プレス痕(コテや用紙の跡)を軽減する方法は?付いてしまった跡は消せますか?
綿の跡は、プレスで繊維が寝ているだけなので、時間の経過や洗濯でだんだん目立たなくなります。ポリエステルの跡は、熱で繊維の色が変わったものなので、ほとんど消えません。プレスの段階での対策が大事です。
- ウェアの中に、下ゴテのクッションより一回り大きいラバースポンジマットなどを入れ、マットの角を丸くしておきます。
- あたり軽減シートをのせてプレスします。
- 温度が低いほど跡は薄くなります。生地に合わせて、温度を少し下げてください。
付いてしまった跡は、跡のない部分も含めて全体を、シリコン紙をのせてもう一度プレス(圧力は1回目より強め)すると、目立たなくなります。ポリエステルのポロシャツなどは、スチームアイロンでなじませる方法もあります。ただし、どの方法も完全に消すことはできません。
転写紙の位置決めに、耐熱テープやマスキングテープを使ってもいいですか?
位置を固定するには、耐熱テープを使ってください。マスキングテープは、種類によっては熱で溶けてしまうので、熱プレスに使えるものかどうかを確かめてから使ってください。
- 耐熱テープで転写紙を留めたら、そのままプレスしてかまいません。
- テープは、冷めてから転写紙と一緒に剥がします。
- 帽子のような曲面では、転写紙の左右を留めると、位置がずれにくくなります。
初めて使う生地では、目立たない場所で試してから本番に使ってください。
プレス機|厚い服・段差・帽子
ボタン・ファスナー・ポケット・襟がある服は、どうプレスすればいいですか?
熱転写のコツは、プリントする場所を、プレス機の中で一番高くすることです。ボタンや縫い目が先に熱板に当たると、プリント部分に圧力がかからず、転写不良の原因になります。
- ボタンやファスナーは、プレスすると傷が付いたり壊れたりすることがあるので、コテが当たらないよう、プレス台の外に逃がしてください。
- ポロシャツの胸やポケットの上などは、ウェアの中にラバースポンジマットやラバークッションを入れて、プリント面だけを持ち上げます。
- 襟ぐりや袖口の縫い目にかからない位置で、プレス面の内側に置いてください。
- ポケットの口(生地が分かれているすき間)をまたぐプリントはできません。そこから破れてしまいます。
マットの跡が気になるときは、転写の温度を少し下げ、仕上げプレスで全体をプレスすると目立ちにくくなります。ファスナーなどでプレス面に傷が付いた場合は、ヒートバリアマットを上に敷くと、平らな面を保てます。
詳しくポロシャツ熱転写プリントの注意点パーカーのポケット・フード・段差にプリントする方法ウェアプリントでのマットの使い方
パーカー・トレーナー・キャンバスなど厚い物で、プレスが下りない/圧力が強すぎます
厚い物は、そのたびに下ゴテの高さを調整して、上下のコテの間を広げてください。厚手の生地を、抜き作業と同じ圧力でプレスすると、圧力が強すぎて、プレス機の軸が傾く(変形する)原因になります。
- 圧力は、下ゴテの下にあるハンドルで調整します(調整のしかたは「プレス機の圧力」の答えをご覧ください)。
- プレスの前にホコリを取り、ウェアの中にラバースポンジマットを入れて段差をなくし、生地だけを事前プレスして平らにしてください。
- 厚手の綿(スウェットなど)は熱が伝わりにくいので、時間を長めにします。説明書の目安は、厚手の生地で135℃・40秒です。
- 剥がすのは、完全に冷めてからです。
生地が厚く硬いほど糊が入り込みにくく、細い線は剥がしにくくなります。スウェットでは、線の太さを2mm以上にすると安心です。キャンバス地のバッグには、タイプCが向いています。
詳しくスウェット・パーカーにフルカラー|冷まし方・剥がし方と線の太さパーカーのポケット・フード・段差にプリントする方法スイング式プレス機の圧力管理と使用時の注意点
小さいプレス機で、A3の転写紙や作業台より大きいデザインをプレスできますか?
抜ける転写紙は、用紙全体がコテに収まる大きさでプレスしてください。A3の用紙を使うときは、デザインにかからない場所で、コテに収まる大きさに切ってから糊付けします。
- どんな大きさや形に切った場合も、マークにしたあとは、糊が残っている4辺を切り落としてください。
- デザインを2枚に分けて貼る方法もありますが、抜ける転写紙は、プリントの上に重ねて貼ることができません。境目が重ならないデザインにしてください。
A3サイズのデザインをよく扱う場合は、作業台が40×50cmの JL-PL003BⅡ をおすすめします。
帽子用プレス機で、白トナーの転写はできますか?向いている帽子は?
はい、キャップやメッシュキャップの前面には、白トナーでもプリントできます。帽子プレス機 JL-CA001AⅡ では、黒いコットンキャップに白トナー転写を130℃・20秒で行っています。
- 帽子と下ゴテの間にすき間ができたら、ラバースポンジマットや柔らかい布を詰めて埋めてください。詰めた分、圧力は弱めます。
- 転写紙の左右を耐熱テープで留めると、位置がずれにくくなります。大きなマークは、転写紙に切り込みを入れるとシワを防げます。
- 真ん中に折り目(縫い目)が入る帽子の正面は、イラストが割れやすいので、横側にプリントしてください。
- 硬い素材の帽子は、接着性の強い小型DTF(WIPシリーズ)の方が向いています。
帽子用プレス機は、袖などの小さなワンポイントにも使えます。ただし熱板が曲がっているため、平らな服の広い面には向きません。帽子の形によっては合わないことがあるので、購入前に対応する形状を商品ページで確かめてください。
詳しく帽子プレス機 JL-CA001AⅡ|昇華と白トナーの2way小型DTF×帽子プレス機で始める帽子プリント帽子プレス機 JL-CA001AⅡ
帽子プレス機でプレスすると、帽子や転写紙がずれてしまいます
帽子は丸くて動きやすいので、帽子と転写紙をそれぞれ固定してからプレスしてください。
- 帽子を下ゴテにかぶせたら、帽子の下の部分をクリップなどで留めて固定します。
- 転写紙(マーク)は、左右を耐熱テープで帽子に留めます。
- 帽子と下ゴテの間にすき間があると、押したときに帽子が動きます。柔らかい布やラバースポンジマットを詰めてすき間を埋め、詰めた分だけ圧力を弱めてください。
- それでも固定しにくい帽子は、もう1人に帽子を押さえてもらう方法もあります。
帽子プレス機でプレスすると、転写紙や帽子にシワが寄ります
多くの場合、帽子と下ゴテの間のすき間が原因です。帽子のカーブが下ゴテのカーブと合わずにすき間ができ、そのままプレスするとシワが寄ります。
- 帽子をかぶせたら、プレス面を上から手で押して、すき間がないか確かめます。
- すき間には、柔らかい布地の端切れやラバースポンジマットを詰めて埋めてください。詰めた分だけ、プレス機の圧力を弱めます。
- 圧力が強すぎてもシワの原因になります。圧力はプレスの前に調整できます。
- 大きなマークは、転写紙に切り込みを入れるとシワを防げます。
- 湿気の多い時期は、転写紙をのせる前に帽子だけを軽くプレスして、湿気を飛ばしておくと安定します。
帽子プリントでは、多少のシワはどうしても出ます。小型DTF(WIPシリーズ)は少し厚みがあるので、シワや折り目の上でもイラストへの影響が軽く済みます。JL-CA001AⅡ が対応しやすいのは、スポーツキャップやメッシュキャップの前部パネルです。形が大きく違う帽子は、すき間を埋めてもシワを防ぎきれないことがあるため、購入前にショールームでお持ちの帽子を試すこともできます。
詳しく小型DTF×帽子プレス機で始める帽子プリント帽子プレス機 JL-CA001AⅡ|昇華と白トナーの2way無料デモ・見学
ポーチやペンケースなど、段差のある小物にきれいにプリントするコツは?
プリントする面を、まわりより一段高くすることです。ファスナーや縫い目、マチなどの段差が先に熱板に当たると、プリント部分に圧力がかからず、付きが悪くなります。
- 小物の中や下にラバースポンジマット(厚さ約3mm)を入れて、プリント面を持ち上げます。ハサミで小物の大きさに切って使えます。
- 段差が大きいときは、ラバークッション(厚さ約8mm)を使います。厚い分、プレス機の圧力を少し弱めてください。
- ファスナーや金具は、コテが当たらないよう、プレス面の外に逃がします。
- 底にマチのあるポーチは、プレス機で押すと潰れて形が崩れます。家庭用アイロンで、マークを置いた所だけを押してください。
- 小さい面へのワンポイントには、作業台8×14cmのマーキングプレス機 JL-CA001BⅡ も向いています。
中に入れるマットでも付きが悪いときは、上にヒートバリアマットを敷いて圧力を足します(温度を約5℃高く、時間を約10秒長く)。
詳しくウェアプリントでのマットの使い方小型DTFでポーチ・コインケース9種にプリントマーキングプレス機 JL-CA001BⅡ
プレス機|故障・音・ぐらつき
プレス機の上ゴテがぐらつく・斜めに下りてきます。本体が倒れそうなときの固定方法は?
当社プレス機の上ゴテのぐらつきは仕様です。全体に均一な圧力をかけるための「遊び」で、修理をしてもぐらつきはなくなりません。
- 上ゴテは真ん中の1点で押す構造なので、斜めに下りてきても、下ゴテに当たるとフラットになります。
- 上ゴテを一気に下ろすと、コテが滑ってマークのひび割れやねじれの原因になります。いったん下ゴテにそっと当ててから、ぐっと押し込んでください。
- 下ゴテがぐらつくときは、圧力調整部(バネの上)の六角ボルトを、付属の六角レンチでしっかり締めてください。ここが締まっていれば、多少傾いて見えても機能に問題はありません。
- スウィング式は、上ゴテを90度以上開くと、重さのバランスが崩れて本体ごと倒れるおそれがあります。クランプでプレス機を作業台に固定してください。木の板などをはさまず、作業台に直接置くと安定します。
詳しくスイング式Wideプレス機 JL-PL003BⅡと交換用下ゴテ2種Amazonの格安プレス機と業務用プレス機は、何が違うのかクランプ
プレス機から「ガコン」「ギシギシ」という音がします
多くの場合、ネジの緩みかバネのきしみです。次のことを試してください。
- 圧力調整部のネジは、使ううちに緩むことがあります。緩むと、コテを上げたときに大きな音が出ます。付属の六角レンチとハンドルの両方で、しっかり締め直してください。
- きしむ音は、4本のバネに潤滑油を差すと改善することがあります。スプレー式なら、外から吹きかけるだけでかまいません。
- ベアリングの下に、削れた鉄くずなどの異物がはさまっていないか確かめてください。
圧力を極端に強くしたまま使ったり、プレスの途中でハンドルから手を離したりすると、軸に負担がかかります。使わないときは熱板を上げて、圧力がかかっていない状態にしてください。それでも音が続くときは、動画を添えて当社にご相談ください。点検のため、本体を送っていただく場合があります。
プレス機が故障しました(電源が入らない・タイマー表示が消えた・ハンドルが動かない)
まずは当社にご連絡ください。症状が分かる写真や動画を送っていただけると、原因を早く特定できます。
- 電源を入れてもランプが付かないときは、ヒューズが切れていることがあります。交換するヒューズの種類は、機種名を添えてお問い合わせください。
- ネジが外れた、バネを替えたいなど、部品の付け直しで直るものは、方法をご案内します。バネは、コテを開いた状態で本体を横に倒すと付けやすくなります。
- ハンドルが動かない、タイマーの表示が消えたなど、部品の交換が必要なものは、本体を本社へ送っていただき、点検のうえ修理内容とお見積りをご案内します。
当社オリジナルのプレス機は、商品到着後1年間の保証があり、福井の本社工場で修理します(目安2〜3日)。保証期間が過ぎたあとも有償で修理できます。修理のときに必要なので、プレス機の箱は捨てずに保管してください。古い機種は、部品がなく修理できない場合があります。
ご連絡先:LINE/お問い合わせフォーム/電話 0776-33-7516(平日 9:30〜17:00)
箔・ラバー・ラメ・ぷくぷく|ぷくぷくプリント
ぷくぷくプリントシートがうまくできません(糊が付かない・紙の上で膨らむ・裏紙がくっつく)
失敗のほとんどは温度と秒数が原因です。ぷくぷくプリントシートは、抜ける転写紙よりも条件がシビアなので、説明書の温度と秒数を守ってください。
- 糊付け:温度が低いと糊が付かず、高すぎると紙の上で膨らんでしまいます。うまくいかないときは、温度を上げずに下げてください。表示温度より実際の温度が高いこともあります。
- 糊付けは、ラミネーターよりプレス機の方が失敗が少ないです。圧力が弱すぎると糊が付かないので、付きが悪いときは圧力も確かめてください。
- 生地への転写:説明書の秒数(2秒)を必ず守ってください。数秒長くなっただけでも失敗します。
- 転写と膨らませるプレスは、必ず2回に分けてください。
- 普通紙が剥がしにくいときは、「熱いうちに剥がす」と「冷めてから剥がす」を逆にして試してください。それでも重いときは、紙をそっと戻して再度プレスし、冷ましてから慎重に剥がします。
- 普通紙やシートが湿気ていると失敗しやすいので、ドライヤーなどで乾かしてから使ってください。
膨らませるプレスを長くしすぎると、中で発泡しすぎて洗濯に弱くなります。膨らみ具合よりも、説明書の秒数を優先してください。
ぷくぷくプリントシートは、白以外の色やカラー印刷ができますか?
シートの色はホワイト・シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの5色です。印刷はいつも黒で行い、仕上がりの色はシートの色で決まります。
- ぷくぷくプリントシートに、カラーで印刷することはできません。
- 1枚のシートで出せるのは1色です。仕上がりは全体に淡めの色味になります。
- 写真のようなフルカラーで膨らませるプリントには向きません。
販売しているセットの内容(ホワイト・カラーの枚数)は、商品ページでご確認ください。
ぷくぷくプリントシートは、白トナープリンタで使えますか?何で印刷すればいいですか?
ぷくぷくプリントシートは、レーザープリンタで、普通紙に黒(K100%・モノクロ)で左右反転して印刷して使います。黒で印刷できれば、ほとんどのレーザープリンタで使えます。
- 白トナープリンタでは、プリンター内のトナーを、黒トナーで印刷できる並び(CMYK)にしてから印刷してください。白トナーは使いません。
- インクジェットプリンタでは使えません。リサイクルトナーでは、うまく糊が付かない場合があります。
- 普通紙以外の用紙(高品位紙など)は、当社ではテストしていません。使う場合は試してからにしてください。
糊付けにはプレス機が必要です。家庭用アイロンではマークを作れません。
箔・ラバー・ラメ・ぷくぷく|箔(メタリック)
メタリック(箔)プリントの作り方と注意点は?白トナーの白の上にも付きますか?
箔プリントは、抜ける転写紙タイプWでプリントし、仕上げプレスの前にメタリックホイルを重ねてプレスして作ります。ホイル単体では衣類にプリントできません。アウトレット品のタイプWでは箔加工ができません。
- データ:黒(K100%)か、使う箔に近い濃い色で印刷します。白トナーの白の上には箔が付きにくいので使いません。白トナープリンタでは、トナーをCMYKの並びにして、黒トナーで印刷してください。
- 手順:ふだんどおりタイプWで糊付けし、生地に転写して、完全に冷めてから裏紙を剥がします。仕上げプレスはせず、ホイルを柄より少し大きく切って重ね、当て紙をのせて135℃でしっかり圧力をかけてプレスします。時間は商品ページの手順に合わせてください。
- 当て紙はフォースインペーパーSの方が、より定着がよくなります。完全に冷めてからホイルを剥がします。
- 最後に、洗濯への強さを上げるため、もう一度仕上げプレスをします。
マークの上に薄い膜(MPシートの被膜)が残っていると、その部分に箔が付きません。ホイルをのせる前に、セロハンテープなどで取り除いてください。向いているのは、ロゴ・文字・家紋のような抜けのある柄です。大きなベタの面や、生地の凹んだ部分は、箔がかすれやすくなります。
メタリックホイルの下地になる用紙はどれですか?
白トナープリンタ・レーザープリンタとプレス機をお持ちなら、抜ける転写紙タイプWを使います(アウトレット品は不可)。
- 以前のタイプS(金箔用)は販売を終了しています。
- 抜ける転写紙は、粉砕トナーのプリンタでないと作れません(重合トナーのレーザープリンタでは不可)。お手持ちのプリンタがどちらか分からない場合は、当社にご相談ください。
- 白トナーの白の上には箔が付きにくいので、黒か、箔に近い濃い色で印刷してください。
メタリックホイル(ホワイト・ブラック)のフィルムが剥がしにくいです
ホワイトとブラックのメタリックホイルは、プレスしたあと、フィルムの表面をアルコール入りのウェットティッシュで拭くと、剥がしやすくなります。
- 剥がすのは、ほかの色と同じく完全に冷めてからです。端からゆっくり剥がしてください。
- ホワイト・ブラックは在庫限りの商品です。また、洗濯後に少しひび割れることがあります。
- 白トナーの白の上には箔が付きにくいので、下地のタイプWは黒か、箔の色に近い色で印刷してください。
箔プリントの作り方の全体は、メタリック(箔)プリントの作り方と注意点をご覧ください。
箔・ラバー・ラメ・ぷくぷく|ラバー・ラメ
ラバーシートは重ね貼りできますか?縁取りのある2色の背番号は作れますか?
403ライトブルー・メタリック系・ネオン系を除く通常色のラバーシートは、上に重ねて貼れます。2色の背番号は、数字の形に切ったシートと、枠(縁取り)の形に切ったシートを組み合わせて作ります。
- 下になる枠のシートは、数字の部分を切り抜いてから重ねた方が、糊のはみ出しが少なく、接着も強くなります。
- 熱でシートが少し縮むので、上になるシートは、下の切り抜きより少し大きめに切ってください。
- 濃い色の上に薄い色を重ねると、下の色が透けて見えることがあります。
重ねられる色でも、条件によって仕上がりは変わります。プレスしたあとに、必ず洗濯テストをしてください。
ユニフォームに背番号をプリントしたい。どの方法がいいですか?
単色の背番号なら、熱圧着ラバーシートを数字の形に切って貼る方法が定番です。シャープな線で、マットな仕上がりになります。
- 切り方:カッティングマシンでシートの裏面から左右反転でカットします。ハサミでも作れます。
- 縁取りのある2色の番号:数字と枠を別々の色で切って重ねます(ラバーシートの重ね貼り・2色の背番号)。
- ポリエステルのユニフォーム:温度を下げて(150℃前後・中圧が目安)貼ります。生地の染料がプリントに移る「再昇華」が起きることがあるので、時間がたっても色が変わらないか確かめてください。再昇華を防ぐ再昇華防止シート(ホワイト)もあります。
- 撥水・ナイロン生地:通常のラバーシートは向きません。撥水用ラバーシートを使います。
グラデーションや多色の番号、チームロゴと一緒にフルカラーで入れたい場合は、白トナー(抜ける転写紙)やDTFでの作り方も検討してください。
詳しくラバー・ラメシートの使い方|ハサミとカッティングラバーシート・ラメシート(商品一覧)ジャージの上下にフルカラープリントする方法
ラバーシートやラメシートの色見本・仕上がり例はありますか?
色は、各商品ページのカラー表でご確認ください。ラバーシートは通常カラー・ゴールド/シルバー・蛍光カラー、アイロンラメシートは全28色で、ラメシートは色の系統ごとの紹介動画もあります。
- モニターや照明で、実物と色味が違って見えることがあります。実物の色を確かめたいときは、A4サイズ1枚からお買い求めいただけます。
- ロットによって、色味や糊の厚みが予告なく変わる場合があります。
- ラメシートのホワイトは、2026年10月6日からシルバーのラメが入っていない仕様になり、「ホワイト」と少し生成りの「パールホワイト」の2種類になりました。
- 貼った仕上がりの例は、商品ページのプリントサンプルと、プリントアカデミーの記事でご覧いただけます。東京・大阪・福井のショールームでも実物をご覧いただけます。
ラバーシートは革製品(本革・合成皮革)にも貼れますか?
ラバーシートは155〜165℃程度の熱で貼るため、その温度に耐えられる本革なら貼れる場合があります。ただし、仕上がりは革によって大きく変わるので、必ず端切れでテストしてください。
- 革の表面の加工が熱で溶けて、ツルツルした質感になり、風合いが変わることがあります。
- 革を染めている染料が、熱でプリント部分ににじむことがあります。
- コテの跡が残ることがあります。
- 合成皮革は熱に弱いものが多く、溶けてしまうことがあるため、おすすめしません。ラバーシートは150℃に耐えられない素材には使えません。
革にフルカラーで入れたい場合は、白トナーやDTFで試した結果もプリントアカデミーで紹介しています。
ラメシートは、ポリエステル100%のドライTシャツやフェルトにも貼れますか?
どちらも貼れます。ただし、素材に合わせて温度を下げ、事前にテストしてください。
- ポリエステル:説明書の目安は140〜150℃・中圧です(綿などは155〜170℃・17〜20秒・中高圧)。生地の染料がプリントに移る「再昇華」が起きることがあるので、時間がたっても色が変わらないか確かめてください。
- フェルト:貼り付きますが、貼った部分の質感は変わります。フェルトによっては熱で表面が溶けて硬くなることがあります。
- 撥水・ナイロン素材、140℃に耐えられない素材には使えません。
- アイロンで貼る場合も、生地に直接アイロンが当たらないよう、シリコン紙をのせてください。
ラメシートは洗濯しても剥がれませんか?
熱と圧力をしっかりかけて貼れば、洗濯で剥がれることはほとんどありません。洗濯を繰り返すと、ラメが少しずつ落ちることはあります。
- プレス機の目安は155〜170℃・17〜20秒・中高圧(ポリエステルは140〜150℃・中圧)です。表面の透明フィルムは熱いうちに剥がし、シリコン紙をのせて5〜10秒仕上げプレスします。
- 剥がれやすいのは周囲です。アイロンは温度や圧力にムラが出やすいので、業務ではプレス機をおすすめします。
- 洗濯の際は裏返してください。ドライクリーニング・タンブル乾燥もできますが、タンブル乾燥のときも裏返しにします。
販売する前に、実際の生地で洗濯テストをしてください。
アイロンラメシートは重ねて貼れますか?
重ねて貼ることはできます。大きさの違う形を重ねたり、色を重ねたりする飾り付けにも使えます。
- 上に重ねたシートは、生地ではなく下のラメシートの上に付くため、生地に直接貼った部分より糊がなじまず、剥がれやすくなります。
- 洗濯するウェアでは、重なる部分を小さくし、必ず洗濯テストをしてください。重ね貼りは、洗濯しない物や飾り用に向いています。
ラバーシートの重ね貼り(2色の背番号など)は、ラバーシートの重ね貼り・2色の背番号をご覧ください。
カッティングマシンが無くても、ラメシート・ラバーシートで文字やマークを作れますか?
ハサミやカッターで切って作れます。シートに直接印刷はできないので、切るための目安の線を用意します。
- デザインの線を普通紙に印刷し、少し大きめに切って、シートの透明フィルムが貼ってある面にスティック糊などで貼ります。フィルムに油性ペンで直接線を描いてもかまいません。
- 線に沿って、フィルムごとハサミやカッターで切ります。
- 生地に並べ、シリコン紙をのせてプレスします。アイロンの場合は145℃(中温〜低温)で、1か所5秒を2回、体重をかけて押さえます。周囲は念入りに。
- 表面の透明フィルムを剥がします(目安の紙もフィルムごと剥がれます)。
- シリコン紙をのせて、もう一度仕上げプレスします。
小さめで細かくない形なら、フィルムを剥がしてクラフトパンチで抜くこともできます。細かい文字や同じマークをたくさん作るときは、カッティングマシン(裏面から左右反転でカット)が向いています。
生地・素材・洗濯|厚手の服・バッグ
トートバッグなど厚手の素材に転写するときのコツは?
厚く硬い素材は、熱が伝わりにくく、空気も抜けにくいため、次のように作業してください。
- 転写する前に、生地だけを事前プレスして平らにします。
- バッグの中にラバースポンジマットなどを入れて、マチや縫い目の段差をなくし、プリント面を一番高くします。
- 転写紙の上に、薄手のTシャツ生地や普通紙を3枚ほど重ねてプレスすると、空気が逃げて、裏紙が剥がしやすくなります。
- プレス時間は、説明書の時間より10秒ほど長めにします。
- 完全に冷めてから、ゆっくり剥がします。途中で付いていない所があれば、紙を戻して再度プレスしてください。
帆布・トート・デニムのような厚く硬い生地には、糊が表面に定着するタイプCが向いています(衣類はタイプW、衣類以外はタイプCという使い分けがおすすめです)。
生地・素材・洗濯|仕上げ・洗濯・保管
仕上げに使うシート(リケイ紙NP・フォースインペーパーS・ブラックシリコンシート)は、どう違いますか?
シートと生地の相性で、仕上がりは変わります。目安は次のとおりです。
- リケイ紙NP(シリコン紙):薄くて単価が安いシートです。ポリエステル・ナイロンに向いていて、綿にも使えます。抜ける転写紙の糊付けにも使います。
- フォースインペーパーS:中のシリコンジェルが生地の形に合わせて変形し、プリントを生地の目に押し込みます。綿に向いていて、手触りもやわらかくなります。転写から日数がたったものにも使えます。中のジェルが出てしまうので、切らずに使ってください。
- ブラックシリコンシート:網目の型押し模様でプリントを生地に食い込ませ、厚みのあるプリントを生地になじませます。全面転写紙(WHS-CL・EA-CR)には、テカリが出るので向きません。
- テフロンシート:折れてもすぐ戻るので、バッグなど硬い物の仕上げに向いています。
濃い色のポリエステルにフォースインペーパーSを使うと、生地の色がシートに移ることがあります。焦げ・折れ・汚れが出たシートは交換してください。汚れたシートを使うと、プリントに汚れが写ります。
解決しないときは、LINEで写真を送っていただくか、お問い合わせフォーム・お電話(0776-33-7516/平日 9:30〜17:00)でお気軽にどうぞ。


抜ける転写紙
全面プリント転写紙
発泡シート
箔・ラバー・ラメ
トナー・ドラム
DTFインク・フィルム
プレス資材
昇華インク
Type-WLナイロン・薄い生地
Type-Cキャンバスバッグ
Type-Pペイスターで楽に















オーブンプリントマグカップ・食器に
Tattooシール肌に貼れるタトゥー






























