白トナープリンタを
4年4か月・13,945枚使って
分かったこと
プリント機器を導入するとき、多くの方が気にされるのが「何年使えるのか」「消耗品にいくらかかるのか」です。導入して1年ほどで故障して使えなくなってしまっては、意味がありません。
当社東京ショールームでは、2020年8月から白トナープリンタWTRIP835を使い続けています。この記事では、撮影時の2024年12月までの4年4か月に印刷した枚数、交換したトナーとドラムの記録、そこから計算した1枚あたりの印刷代、ドラムを長持ちさせるコツを、動画のテロップの数字のままご紹介します。
- 東京ショールームのWTRIP835は、4年4か月・13,945枚を印刷しても、印刷は問題なくできていた(2024年12月撮影時点)
- 撮影時点で、累計約600台の導入先で完全な故障によるプリンターの入れ替えはなし。不具合はプリンター内の掃除やドラム交換で解決してきた
- 交換したのはトナー9本(シアン3・マゼンタ2・イエロー3・白1)とドラム4本(各色1回)。総額は320,400円
- 1枚あたりは22.97円。A3も含むので、目安はA4で30円・A3はその倍(転写紙代は別)
- ドラムは用紙厚の設定ミス・連続印刷・固いものへの印刷で早く傷む。転写紙は1枚ずつ、正しい設定で印刷する
4年4か月で何枚印刷したか
記録の対象は、東京ショールームで使っているWTRIP835の1台です。2020年8月に導入し、動画を撮影した2024年12月末で4年4か月がたっていました。

プリンターに記録されている印刷枚数は、次のとおりです。
| 給紙の場所 | 枚数 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 手差し | 7,074枚 | 主に転写紙の印刷 |
| トレイ(カセット) | 6,871枚 | 主に文書の印刷 |
| 合計 | 13,945枚 | 主にA4。1年あたり約3,500枚 |


WTRIP835は白トナーのプリンターですが、CMYKのトナーで普通紙の文書印刷もできます。そのため、この台では約半分が文書の印刷でした。転写紙の印刷は、主に手差しの7,074枚です。
4年使って、プリンターはどうだったか
4年4か月・約1.4万枚を印刷した撮影時点でも、印刷は問題なくできていました。動画では、長く使えるプリンターだという実感があり、「5年、6年と使っていけると思う」と話しています。
お客様のプリンターについても、撮影時点で次のように案内しています。
- 累計約600台の導入先で、完全な故障によるプリンターの入れ替えはない
- 印刷に不具合が出たときは、プリンター内部の掃除やドラムの交換などで解決してきた
2026年10月時点のWTRIP835の製品ページでは、導入実績は800台超、故障による新品交換事例は0件、保守点検料は不要と案内しています。
※インクジェット方式のプリンターのような、インク詰まりを防ぐための日々のクリーニングは、トナー方式のWTRIP835にはありません。動画では「メンテナンスの費用もいらず長く使える」と話しています。消耗品(トナー・ドラム)の交換は必要です。
トナーの交換記録
4年4か月の間に交換したトナーカートリッジは、次のとおりです(テロップの記録より)。交換したのはすべて大容量のトナーです。

| 色 | 交換回数 | テロップに出ている交換時期 |
|---|---|---|
| シアン | 3回 | 2021年9月、2023年8月、2024年11月 |
| マゼンタ | 2回 | 2021年8月、2024年11月 |
| イエロー | 3回 | 2022年1月、2024年5月 ほか |
| 白 | 1回 | 時期不詳 |
動画では、マゼンタよりもイエローを多く使っている印象だと話しています。
カタログの枚数と、実際に刷れた枚数
トナーの印刷可能枚数の目安は、CMYKが2,500枚、白が10,000枚です(A4に5%印字した場合)。ただしウェアプリントのデザインは、文書よりトナーを多く使います。動画のテロップでは、実際に刷れた枚数を次のように紹介しています。
| トナー | 印刷可能枚数の目安(A4・5%印字) | 動画で紹介した実際の枚数 |
|---|---|---|
| CMYK | 2,500枚 | 約1,000枚 |
| 白 | 10,000枚 | 約3,000〜4,000枚 |
動画では「目安の4掛け、3掛けくらいで終わる」と話しています。実際の枚数は、デザインの大きさや色の使い方で変わります。トナーの交換は、プリンターの残量表示を見て行います。
※2026年10月時点のWTRIP835のセットに付くCMYKトナーは、スタートアップ用の小容量です。
ドラムの交換記録
ドラムカートリッジは、シアン・マゼンタ・イエローを2022年2月に、白ドラムは時期不詳で、各色1回ずつ交換しています。

動画のテロップでは、ドラムの交換目安を次のように説明しています。
- ドラムカートリッジは約3万枚で100%。50%(1.5万枚)以下になると交換の目安
- ただし印刷するデザインなどを考えると、実際は1.5万枚のさらに半分の5,000〜7,000枚くらいで交換の目安
- ドラムの残量はプリンター内で確認できる。一般的には、印刷のカスレが出てきたら残量を確認して交換を検討する
動画では、ドラムを交換するタイミングが遅い方が多いとも話しています。残量が70%でも、印刷にカスレが出たら交換の目安です。
※2026年10月時点の製品ページでは、白ドラムの印刷可能枚数を約15,000枚(A4に5%印字した場合)と案内しています。残量の見方はWTRIP835の印刷トラブル対処法でも説明しています。
消耗品の総額と1枚あたりの印刷代
交換したトナーとドラムを、動画撮影時の当社販売価格で計算すると、次のとおりです。

| 消耗品 | 単価(動画撮影時) | 本数 | 小計 |
|---|---|---|---|
| 各色トナー(シアン・マゼンタ・イエロー、大容量) | 23,400円 | 8本 | 187,200円 |
| 白トナー(大容量) | 43,000円 | 1本 | 43,000円 |
| 各色ドラム(シアン・マゼンタ・イエロー) | 13,400円 | 3本 | 40,200円 |
| 白ドラム | 50,000円 | 1本 | 50,000円 |
| 総額 | 320,400円 | ||
これを印刷枚数で割ると、320,400円 ÷ 13,945枚 = 22.97円です。
当社は以前から「1枚あたり30円を見ておけばよい」とご案内してきましたが、4年間の実際の記録でも、その範囲に収まることが確かめられました。印刷ではA3も使っているので、正確なA4の値ではありませんが、動画では次の目安をおすすめしています。
| サイズ | 印刷代の目安(動画) |
|---|---|
| A4 | 1枚 約30円 |
| A3 | A4の倍 |
これはトナーとドラムの代金です。実際のプリントでは、これに転写紙の代金が加わります。2026年10月時点の製品ページでは、印刷代の目安をA4 1枚あたり約33円とし、抜ける転写紙を含めたA4 1枚あたりの費用を約374円と案内しています。
※1枚あたりの考え方はウェアプリントの印刷代はいくら?で詳しく説明しています。
ドラムを長持ちさせるコツと、困ったとき
トナーは使った分だけ減りますが、ドラムは使い方しだいで寿命が大きく変わります。動画のテロップでは、ドラムの消耗が早いケースとして次の3つを挙げています。

| ドラムが早く傷む使い方 | 動画での説明 | 対策 |
|---|---|---|
| 用紙厚の設定を間違える | 転写紙は厚い紙の設定(動画では「ごく厚い紙1」)で印刷する必要がある。普通紙など薄い紙の設定のまま印刷するとドラムが傷つき、交換が必要になることがある | 用紙厚の設定は慎重に確かめる |
| たくさん連続で印刷する | 一気にたくさん印刷するより、1枚ずつ印刷するほうがドラムへのダメージは少ない | 転写紙は1枚ずつ印刷する |
| フィルムなど固いものに印刷する | ドラムの消耗が早いケースとして紹介 | 推奨の用紙・設定で使う |
トナーについては、残量表示が1目盛りになったら交換の目安です。動画では「ストックがあるといい」と話していますが、現在は白トナー・白ドラムは未開封でも保存中に劣化が進むため、購入後6か月以内の開封をおすすめしています。たくさん買い置きするより、必要な時期が近づいてから購入してください。
印刷にカスレが出たとき

印刷にカスレなどが出たときは、「ここを拭いてください」「これを外して、ここを拭いてください」といったプリンター内の掃除の方法を、導入者向けの専用ページで公開しています。また、何か不具合があれば、写真をLINEやメールで送っていただき、対応方法をご案内しています。当社も同じプリンターを使って作業しているので、お客様と同じ目線でお答えできます。
※症状別の直し方はWTRIP835の印刷トラブル対処法にまとめています。
この記録を読むときの注意点
- 消耗品の価格は動画撮影時(2024年12月)の当社販売価格で、テロップには税込・税別の表記がありません。現在の価格は製品ページでご確認ください。
- WTRIP835の白トナーは当社オリジナルのトナーで、純正トナーではありません。リサイクルトナー扱いとなり、プリンターメーカー(OKI)の保証の対象外です。
- ドラムの交換目安の枚数は、動画のテロップ(約3万枚で100%)と、現在の製品ページの白ドラムの案内(約15,000枚)で表し方が違います。実際には残量表示と、印刷のカスレを見て判断してください。
- 白トナープリンタはA3までの印刷で、転写紙とプレス機が必要です。1枚あたりの費用は印刷代より転写紙代のほうが大きいので、費用を比べるときは転写紙を含めて考えてください。
動画では、DTFやガーメントプリンターも出ているなかで、白トナープリンタの魅力は普通のマンションの部屋でも作業できる大きさだと話しています。また、トナーなのでインクのように手が汚れることがなく、においも特にないとしています。一方で、大量生産や大きなサイズのプリントには、ほかの方式が向く場合もあります。方式ごとの違いは白トナープリンターとDTF、本当はどっち?をご覧ください。
よくある質問
- 白トナープリンタは何年くらい使えますか?
- 当社東京ショールームのWTRIP835は、2020年8月の導入から2024年12月の撮影時点で4年4か月、合計13,945枚を印刷し、印刷は問題なくできていました。動画では「5年、6年と使っていけると思う」と話しています。また撮影時点で、累計約600台の導入先で、完全な故障によるプリンターの入れ替えはないと案内しています。現在の製品ページでは、導入実績800台超で、故障による新品交換事例は0件としています。
- 4年4か月で、トナーとドラムは何回交換しましたか?
- トナーはシアン3回・マゼンタ2回・イエロー3回・白1回(いずれも大容量)、ドラムはシアン・マゼンタ・イエロー・白が各1回でした。動画撮影時の当社販売価格で計算すると、総額は320,400円です。
- A4 1枚あたりの印刷代はいくらですか?
- 消耗品の総額320,400円を印刷枚数13,945枚で割ると、1枚あたり22.97円でした。A3も印刷しているので正確なA4の値ではありませんが、動画では「A4 1枚30円、A3はその倍を見ておけばよい」としています。転写紙代は別です。2026年10月時点の製品ページでは、印刷代の目安をA4 1枚あたり約33円と案内しています。
- ドラムはいつ交換すればいいですか?
- 動画では、残量50%以下を交換の目安としつつ、70%でも印刷にカスレが出てきたら交換を検討するとしています。用紙厚の設定を間違えたまま印刷したり、転写紙を連続で印刷したり、フィルムなど固いものに印刷したりすると、ドラムの消耗が早くなります。
- トナーやドラムは、まとめて買い置きしたほうがいいですか?
- 動画では、トナーの残量表示が少なくなったら交換の目安なので、ストックがあるとよいと話しています。ただし現在は、白トナー・白ドラムは未開封でも保存中に劣化が進むため、購入後6か月以内の開封をおすすめしています。長期間の買い置きは避け、必要な時期が近づいてから購入してください。
- 故障や印刷の不具合が出たら、どうすればいいですか?
- 印刷のカスレなどが出たときのプリンター内の掃除の方法を、導入者向けのページで案内しています。動画では、不具合があれば写真をLINEやメールで送っていただき、対応方法を案内しているとしています。当社も同じプリンターを使って作業しています。
この記事のもとになった動画
【解説】4年超運用しての白トナープリンタの色々を案内します 業者様向け白トナープリント講座(2024年12月撮影。価格・実績は撮影時のもの)
長く使えるかどうか、実機で確かめませんか
白トナープリントの無料サンプルをお送りしています。東京・大阪・福井のショールームでは、
実機でのプリントをご覧いただけます(完全無料・要予約)。
※印刷枚数・交換記録・消耗品の価格は動画撮影時(2024年12月)のものです。動画撮影時はWTRIP835を35万円(税別)と紹介していました。2026年10月時点のWTRIP835の価格は390,000円(税別)です。導入実績・印刷代の目安などの現在の情報は、2026年10月時点の製品ページによります。
メーカーの売り文句ではなく、現場で刷って、売って、サポートしてきた事実だけをお伝えします。


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